想い出のレアプレコ(後編)

2012/2/25

前回の続きです。 出来るだけ画像が残っているものに絞ります。

メガクラウンゼブラプレコ

2001年1月に入手したものです。 一目で、凄い!と衝撃を受けたプレコでした。

他のキンペコとは違うクリーム色の地色に極端に細く少な目のライン。 その時の価値観も反響も凄かったのを覚えています。 2012年現在、それ以降、日本に数タイプの上陸があったと聞いていますが、ほんの数える程度だということです。

ブリザードトリム・ロングボディ

ブリザードトリムといえば、キングオブギャラクシーが輸入され始めたさなか、 スポット模様が極端に流れた非常に美しいトリムが上陸しました。

その模様からブリザードトリムと言われ、トリムファンの中でも注目を集めました。 この画像はその後たまたま、実物を手に入れたもので、最初のものに比べサイズの違いもありますが、長めの体が印象的でした。 正確に言えば別のものの可能性さえあります。 とはいえ、実物は未だにその1匹しかお目にかかっていません。

イレギュラーインペリアルゼブラ(ワイルド)

インペリアルゼブラのラインのパターンは優勢といわれ、比較的その模様は整っています。

この個体は2003年8月に上陸し、HP掲載と共にやはり凄い反響を呼びました。 同時期に、似たようなタイプもイレギュラーインペとして数匹上陸していたようですが、 それとは形状(キンペコ似だったような記憶)も、模様の雰囲気も異なっていたようでした。 そういう意味では当時、一品物のイレギュラーインペリアルゼブラと言ってよかったでしょう。

スーパーゴールドエッジマグナムプレコ

ゴールドエッジマグナムと言えば黄色イスポットにオレンジのヒレと言うスコビアンシストルスの代表的な美しいプレコです。 2003年6月にこのゴールドエッジマグナムに出会いました。

全身の模様がとにかく密で、その余りの美しさに金色に輝いているように見えました。 従来のゴールドエッジとの見え方の違いは明らかでしたが、 それでもゴールドエッジマグナムです。 よって、名前の上に「スーパー」と冠をつけて販売させていただきました。 その後、これも未だに出会ってはおりませんが、 Wels Atlas 2にそっくりな画像を見つけました。 まさにこのタイプなのだろうと思っています。


前回につづき、しいて言えばレアものの個人的に印象深いプレコをつらつら書き出してみましたが、手に入れられたそれぞれ皆さんが大切にされていると思っています。 まだまだ挙げていけば、印象深いプレコはあるのですが、とりあえずこの辺で。

今後もこのようなプレコ達に出会えることを期待してやみません。

2012.2現在

想い出のレアプレコ(前編)

2012/2/17

HPを更新していて、ふと思ったことがあり、プレコを画像を整理しておりましたところ、いろいろと思いでのある、プレコ画像が出てきました。

ブラジルの状況で、このところすっかりお目にかかれなくなったプレコも多くいます。

解禁の噂も聞かれますが、少しは上陸したものの、また、なにやらいろいろ輸出上の問題があって、ブラジルのほうで少々もめているようです。

というわけで少しセレクトして紹介しましょう。 昔からのプレコファンの方も懐かしいかも。

オパールドットマグナム


オパールドット初期型


オパールドット2001年

ロングボディーのオパールドット。 今となってはレアですが、ちょっと思い出してみると、最初のほうに輸入されていたものの殆どは、黄色スポットではなくて、白スポットだったんですよね。 今や白スポットがさらにレア?

イエローフィンコクリオドン

このタイプ、ヒレが黄色いタイプを始めてみたときは なんと綺麗なコクリだと感じたものです。

まもなく下画像のタイプ。

そして、後にアリゲーターパナクエと呼ばれるマダラ模様で ちょっと長めのボディタイプのものが紹介されました。 どれもいまだ、レア物です。

タイタニックトリムスーパーレッド

2000年前後を境に、タパジョスプレコブームがやってきました。 そのときのスターですね。 最初は、黒っぽい個体(テキサストリム)が上陸しましたが、 その後、幼魚の美しいタイタニックが上陸しました。 スーパーレッドと呼ばれています。 昨年、稚魚の輸入がありましたが、 その頃でも30cmクラスの個体は珍しかったと記憶しています。

ゾンビプレコ



今でも探しておられる方は多いと思います。 タパジョスで採集されるキャッツアイプレコの仲間で、 上陸してきた中には、青黒っぽいものや、黄色っぽい個体、 茶色の強いもの、マダラっぽいものもいた記憶がありますが、 数はごく少数だったと記憶しています。



続きはまた次回に。