ロイヤルプレコ
Panaque SP cf
L-27
実は数多くの種類が知られているいろいろなロイヤルプレコは何故かほぼL-27とされています。 50cmほどに成る大型プレコです。 ロイヤルプレコは、その愛嬌ある体形と模様から人気が高い種類です。 長く伸びる目の下のトゲもチャームポイントです。
最近は、10cmほどのサイズのものもコンスタントに上陸します。 ロイヤルプレコは成長が遅い部類のプレコであるため、大型になったワイルド個体を求めるファンも多いです。
ロイヤルプレコは、産地によって色々なバリエーションがあります。 ロイヤルシリーズの色々な種類のコレクションも非常に魅力です。
- 元祖ロイヤル (コロンビア産)
- スポットロイヤル(コロンビア産)
- ハーフスポットロイヤル(コロンビア産)
- プラチナロイヤル(シングー河)
- プラチナロイヤルダブルライン(シングー河)
- ゴールデンプラチナロイヤル(トカンチンス河アラグアイア周辺)
- オレンジロイヤル(トカンチンス河アラグアイア周辺)
- ゴールデンサンダーロイヤル(タパジョス河)
- グリーンロイヤル(コロンビア産)
- ペルーグリーンロイヤル(ペルー産)
各ロイヤルプレコの特徴
元祖ロイヤルプレコ
コロンビア産。日本で初めて紹介されたロイヤルプレコです。 グリーンロイヤルほどではないが、微妙に緑っぽく頭が大きいのが特徴です。 目はオレンジっぽいです。 これのバンドが胴体より下でスポット状になっているものをハーフスポットロイヤル、 頭からスポット状になっているものをフルスポットロイヤルと呼びます。
プラチナロイヤルプレコ
ボディの白っぽい部分と黒のラインのコントラストがはっきり見える ブラジル・シングー河産のロイヤルプレコです。 幼魚時代はたいていの場合は茶色っぽく、鼻先が長いので、ロングスナウトロイヤルと呼ばれます。 ラインの太い/細いはバリエーションです。
グリーンロイヤルプレコ
コロンビアのものが有名です。 他のものと比べてもグリーン色はよくわかります。 ラインは他種と比べて細い傾向にあり、また微妙にぼやけた艶消しのようになっています。 愛称で「スイカ」と呼ばれています。
オレンジロイヤルプレコ
ブラジル・トカンチンス河産のロイヤルプレコです。 ラインのイメージはグリーンロイヤルプレコの様な感じです。 時にかすれた感じのものもいます。 体の色目は時に明るめのオレンジ色なのでわかりやすいです。 目もオレンジ調です。
ゴールデンプラチナロイヤル
こちらもトカンチンス/アラグアイア産が有名です。 ゴールドの地色に黒くはっきりしたラインが特徴です。 このタイプのイレギュラーラインはゴールデンレオパードロイヤルと呼ばれており、貴重な存在です。
ゴールデンサンダーロイヤル
一般的にタパジョス河産のロイヤルはサンダーロイヤルといわれていますが、そのあたりのテレスピレス河の ゴールデンサンダーロイヤルは特に有名です。 金色ボディーに黒のはっきりしたライン(時にギザギザライン)が美しい種類です。 素直なラインのものもいます。 以前はめったに上陸しなかった大物は、2006年後半から07年にかけてたくさんの上陸するようになりました。 体腔はロイヤルの仲間では低めで鼻先が長いのが特徴です。 背びれも少々小さめで、少し後ろにある印象です。
ペルーグリーンロイヤル
近年上陸を見た、グリーンロイヤルのペルー産種類です。 コロンビアのグリーンロイヤルと比べてみると色目の違いがわかりやすいです。 ヒレの黄色い部分が目立つのが特徴です。 大物はゴツゴツ感があります。
その他ロイヤルプレコ情報
2007年1月現在