プレコと繁殖の声
プレコ王国などでも何度か紹介しましたが、プレコ飼育者にとって繁殖成功は一つの目標でもあると思われます。
「最近、うちのプレコに卵が生まれましたよ。」との声をちらほらと聞くようになりました。
一昔前まではそんなには多く聞こえなかった声です。 さらにうれしいのは「プレコマンションで生んでいましたよ」というご報告を頂けるときです。 これには私もついついトーンが高くなります。 いろいろ皆さんも試行錯誤の末、成功したと有れば喜びも大きいです。
ちなみに、私がお聞きした種類は、
インペリアルゼブラ、 インペリアルタイガー、ペパーミントぺコルティア、 キングロイヤルぺコルティア、ファンシースポットぺコルティア、 タイガープレコ、クイーンアラベスク、ブッシーなどです。
小型種ばかりではありますが、すごい事です。
最近はネットでも繁殖についてのノウハウを見ることが出来ます。 また、プレコのシェルターや「こだくさん」等、便利なグッズも出ております。 そのうち小型種にとどまらず、トリムやパナクエの成功の声が聞かれるのではないかと期待してしまいます。
かといっても、一度の産卵における卵の数はプレコだけに多くなく、成長にも時間を要するため、すぐさま商業ベースに乗ると言う訳にはいきません。
先日、東南アジアで繁殖したと言う5cmほどのロイヤルプレコが輸入されておりました。 「え?出来たの?」「じゃ、さらにお手ごろ価格に?」 「輸入コストから考えても、ワイルドより安いのかな?」と思いましたが価格は逆に高かったです。 「偶然?それともまだ定着したわけでもないのかな」とも予想してしまいました。 その時は手は出しませんでした。
プレコの場合、繁殖成功イコール量産?とはなりにくいようです。 グッピーやコリドラスのようないきなりの価格ダウンはしないだろうと予想しています。 そこもまたプレコファンには魅力でもあるのかも知れません。