ロイヤルファロウェラ繁殖記

2008/3/5

ロイヤルファロウェラは、ロリカリアの仲間で、細い枯れ枝のような姿を持つ魚です。 何種類か知られている中でも、その姿のかっこよさからかロイヤルファロウェラは特に人気の高い種類です。 茶色とこげ茶色の迷彩模様のヘリコプターを連想させる?と個人的には思っています。

輸入直後は水質に敏感な性質の為、弱いイメージですが、 いったん水槽に落ち着いてしまえば、それほど難しいものではありません。

さらに、良い親(ペアー)が手に入ったら、産卵という感動的場面を見れる可能性が高いです。

現在、おおぞら観魚園では、成魚は3匹のみ(非売品)在籍しておりますが、 今年2008年になって(入荷直後から)からというもの、ロイヤルファロウェラの産卵ラッシュとなっております。

1月3日〜2月15日 現在で8度目の産卵です。 オスはこの間無休で、卵の御守りに徹しております。(頭の下がる思いです)

非常に興味深いこの魚、一度繁殖にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

母(♀)です。毎回暗くなった頃に生み始めています。
昨日生まれたばかりの卵 大体60コ位です。
父(♂)と卵です。 我が家の男の中では店主よりも良く働きます。 卵の世話は、もっぱら父の仕事。 時々、口で卵を磨いています。 殆ど卵から離れません。 卵は産卵後5〜6日して孵化直前です。色が黒くなってきてます。 ほぼ稚魚の色です。
孵化直後の稚魚。魚の稚魚にしては大きいので なれて来ると世話はしやすい。