イエローフィン アリゲーターパナクエ???

2007/4/8

Geekなぺーじ管理人です。

ドイツのAqualogのニュースにを見ていたら、今年多く入ってきたイエローフィンアリゲーターパナクエと思われる個体の記事が掲載されていました。 (http://www.aqualog.de/news/news_pdfen/news72e.pdf参照)

今年一番注目された地味系プレコは、イエローフィンコクリオドンとイエローフィンアリゲーターパナクエではないかと思われますが、Aqualogの記事によると、その両方が同じLナンバーになっているように見えます。 さらに、ブルーアイアカプレコまでも同じL360に分類されてしまっているように見えます。 以下の3枚の画像はAqualogの72号に掲載されているL360の写真です。

個人的にはブルーアイアカプレコ風の写真が混じっているので、別物が一つのLナンバーに混じっているように見えたのですが、マダラ模様のイエローフィンアリゲーターパナクエと思われる個体について調べていると面白い物を発見できました。 どうも昔(2001年頃に少数入荷していた種類)のイエローフィンアリゲーターパナクエと、2006年後半に色々なところで売られていたイエローフィンアリゲーターパナクエは別物だと思えるようになりました。

最近いっぱい入ってきているイエローフィンアリゲーターパナクエと呼ばれるものは、タパジョス河産のようです。 しかし、Wels AtlasでL360として紹介されているものは、産地がジャマンシン河産です。 まず「あれ?河が違うぞ???」と思いました。

不思議に思ったので、おおぞらさんに聞いてみました。 最近出てきているタパジョス河産イエローフィンアリゲーターパナクエとジャマンシン産の写真を両方頂きました。 さらに、ジャマンシン産は顔がワニのようにゴツゴツしている特長があるという情報を頂きました。

初期型リオジャマンシン産イエローフィンアリゲーターパナクエ

以下が最近のタパジョス産の写真です。

近年型タパジョス産イエローフィンアリゲーターパナクエ

同じイエローフィンアリゲーターパナクエという名前がついていますが、河も形も違うので実は違う種類なのではないかと思う今日この頃でした。