ゴールデンダルマプレコの変色

2007/2/14

ゴールデンダルマプレコは、アルビノではないので白変種といったところですが、 白い(薄いクリーム色や黄色っぽいクリーム色)ボディはある種独特の雰囲気があります。


クリーム色の個体


黄色い個体

ゴールデンダルマは変色することがあります。 真っ白な個体に出会って感動して「これはすごい!」と購入したとします。 飼育を続けていくうちに黒っぽい模様が部分的に発生し、マダラ模様の「面白いダルマ」になってしまい、 さらに徐々に、黒い部分が広がり、斑のようになり、 「あれ?ゴールデンダルマだったのに黒くなっちゃった。。」

と、こんな経験をお持ちの方もおられると思います。

これは白変種ならではの兆候です。 プレコには、このような変化が至極まれに起こることがあります。 だるま以外に有名なところでは、グローボ系に見られることがあります。 ミュータントグローボという流通名で見られるマダラ模様のグローボも同様のパターンを示すようです。

せっかく白いダルマプレコを手に入れたのに・・・・

白が黒になったように、何らかの要素が適合すれば、逆パターンが発生し黒が白に変化する事もあるようです。 白が黒に・・・と思っていたら・・・また徐々に白くなりはじめ・・ 「また真っ白になった!」 という事もあります。

このパターンは私も何度か経験しています。

面白いのは、この時ゴールデンダルマの殆どの個体が、薄い白クリーム色の美しい色目になります。 ゴールデンダルマが南米から発送されてきて日本に上陸した時には、黄色味を帯びた白っぽい個体と薄い白クリーム色の両方が見られます。 一度黒くなった個体のほとんどは薄い白クリーム色に変化するようです。

お手持ちのプレコにゴールデンダルマが黒くなってがっかりされている方も、気長に飼ってみましょう。 いつかまたゴールデンダルマに戻ってくれることが期待できます。 また、その変化を見ることも新たな興味につながると思います。