寄生虫

(海水 淡水問わず) 魚には寄生虫は、つき物です。 魚に取り付いて、体液等を吸収します。 取り付かれると、そこが傷になり感染症を引き起こす原因にもなります。 そのため、できればついていない方がいいです。

殆どの寄生虫は、めったに宿主になる魚を殺すことはありません。 しかし、それは広い世界でのことです。 水槽と言う限られた世界で限られた数の魚が泳いでいる場合、寄生虫が増殖してしまうと、魚一匹あたりの寄生虫の数が限界を超えて魚を死にいたらせることがあります。

環境や水質が良い状態にもかかわらず餌くいが悪く、目が窪み、妙に痩せてきているなと思ったら寄生虫を疑ってみてください。

寄生虫を発見した場合、1匹いると他にもいる可能性があるので、その水槽内の魚を全て調べるようにしましょう。

プレコにつく代表的な寄生虫

イカリムシ
ヒレや身体に1cmくらいのひも状の物がつく。

(対処) ピンセットで、ゆっくり切れないように引き抜きます。 切れるとそこからまた再生してしまいます。 その後、薬品グリーンFゴールド等などで傷の手当をします。

チョウ(うおじらみ)
半透明な 直径1〜2mm位の丸い虫がつく。2〜3種確認したことがあります。 良くつく場所としては、背ビレの付け根、お腹の体側、お腹の柔らかいところ、唇の裏などが挙げられます。 一匹でも確認した場合には、そのような場所も確認しましょう。

(対処)ピンセットで、ゆっくり切れないように引き剥がします。 その後、薬品グリーンFゴールド等で薬浴を行います。 大量に発生してしまった場合には、トロピカルNなどで薬浴を行います。