タイガーフィンサターンとドラゴンフィンサターン (TIGER & DRAGON)

2007/4/11

タイガーフィンサターン

こげ茶色〜黒っぽいボディーに背びれ第一条と尾びれ第一条に(黄色〜オレンジ)が 踏み切りのように入る(たまに脂ビレにも入ります)タイガーフィンサターン。 コロンビアからやってくるレポラカンティクスの仲間です。 昔はオレンジフィンマージープレコと呼ばれ20cmオーバーになる、今もファンの多い人気種です。

ドラゴンフィンサターン

一方、ドラゴンフィンサターンの存在があります。 こちらの特徴は、踏み切り状に入るオレンジがひれの中にもさしているタイプのことを言います。 数的に少ないのと、少々派手さをかもし出しているので価格的に少々+αではありますが、やはり人気です。 タイガーフィンに対して体の色が薄いように感じます。

基本的には同種であると思いますが、上陸時のグループ群によって、 全くドラゴンフィンが混じっていない時と、そこそこ混じっているときがありますので、産地地域による違いかもしれません。

また、幼魚時のほうがヒレの色がはっきりしているようにも感じます。 シンプルな方が好きか派手な方が好きか、人によっても意見のわかれるところですが個人的にはどちらもかっこいいですけどね。

ドラゴンフィンサターン


ドラゴンフィンサターンの背ビレ

タイガーフィンとドラゴンフィンの違い

タイガーフィンとドラゴンフィンの違いを要約すると以下のようになります。

  • 背ビレの中のオレンジ色が強いとドラゴンフィンです。
  • 背ビレと尾ビレの一条目だけがオレンジ色で、残りが黒くなっているものがタイガーフィンです。
  • 両方とも同種だと思われます。
  • 基本的には背ビレの色で呼び方が変わっています。
  • 学名は「Leporacanthicus triactis」で、Lナンバーは「L91」です。

中には体色が薄く、黒いスポットがはっきり見えるものもたまに見かけます。 これはブラックスポットタイプ呼ばれます。 ブラックスポットタイプは、タイガーフィンとドラゴンフィン両方に存在します。