マラジョー島

2007/2/26

アカリエスピーニョ・マラジョーという名前を大型プレコファンなら、聞かれた事もあるかも知れません。 さて、アカリエスピーニョ・マラジョーというの名前のうちの「マラジョー」は何のことでしょうか?

色々な魚には、その魚の産地が名前に組み込まれている状態で紹介されているものが少なくありません。 アカリエスピーニョ・マラジョーの「マラジョー」というのも地名です。

さて、ではその場所はどこでしょうか? 南米大陸のアマゾン周辺のどこかであることは予想できると思います。

マラジョーというのは、実はアマゾン河の河口にある大きな島です。 地理的には、ほとんど海といったところです。 (ただし、グーグルマップの航空写真から見ると河がはっきり見えないので、陸続きに見えるかも知れません。)

「アカリエスピーニョ・マラジョーが海で採集されている」という話を耳にされた方も多いと思われます。 この地図を見ると、マラジョー産の魚は沿岸で採集されているのもいるであろうことが判ります。 アカリエスピーニョは、最近色々な産地のものがアカリエスピーニョ・○○○といった名前で流通しています。 それらは、まったく別のものか、河を下るものか、はたまた、下って上ってくるものか、正確なことはまだ良く判りません。

また、余談ではありますが、マラジョー島のすぐそばに、 熱帯魚のシッパーが多く集まっていることで有名な「べレン(Belem)」もすぐ近くにあることがわかります。 (地図上のマーカにマウスを移動すると「ベレン」と表示されます。)

この地図はGoogle Mapを利用しています。 拡大、縮小、移動が可能です。 航空写真からアマゾン河を見ていくのも中々楽しいです。 色々操作してみてお楽しみ下さい。